MBS(毎日放送)
今回は、八尾市の典型的な中小企業さんへおじゃましました。仕事の内容は、軽作業です。ベルトコンベアの横に、たくさんのスタッフが並び、上手からが流れてくる商品を箱詰めしたり、おまけのグッズをつけていくという単純なものです。
コンビニでよく見かける商品ばかりです。「エ!こんな大手の商品が、こちらでセットされているのか」と驚きます。ボクは明るい経済新聞で取材しており、今回が2度目です。落語家の桂都丸さんは、初めてなので大変、驚いておられました。
この会社のオモロイのは、元気な大阪のおかん社長です。たまたま、頼まれて仕事を始めたのですが、いつの間にか中心になってしまい、社長を任されてしまいました。
あつかましい大阪のおかんらしく、飛び込み営業で、大手企業から注文を取った話は、スタッフ一堂大喜びです。でも、そんなあつかましい社長の顔とは別に、お母さんとしてのやさしい気持ちも持っておられます。
140人のスタッフのなかに、14−15人の知的障害者を雇っておられるのです。「名前を言ってくれるまで2時間は待ちましたね」と、ホンマに辛抱強い苦労をしながら、一人前の社会人に育て上げておられるのです。「障害者と一緒に作業することに文句言う人おったら、あんたの子どもでも文句いうの?それでもぐちゃぐちゃ言うならその人に辞めてもらっています」と。
ここで働いている障害者さんの表情が、みなさんとても明るいのが印象的です。こわそうにも見えるおかん社長を、本当のお母さんのように慕っています。障害者のお父さんも、大変感謝されていました。大阪の中小企業さんは、こんな社会貢献を目立たないところでされているのです。エエ話にボクも都丸師匠も、目頭が熱くなっていました。
(2006年09月22日放送)
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