MBS(毎日放送)

花見のシーズンになりました。花見というとお弁当。お弁当というと、そのなかに漬物や佃煮などを入れる銀紙のカップがあるでしょう。今回は、そんな銀紙カップをつくっているアルミ箔の会社におじゃましました。
場所は大阪市生野区にあります。玄関に家訓のノレンが掛けてあります。そこに書かれていたのが、創業者の「よそとちゃうことせなあかん」でした。
「うちの会社はこの家訓で経営しています。いつも、よそと違う経営をやろうと思っていますよ」と3代目の社長さんです。この3代目さんが、始めたのがフィルム製のカップでした。
コンビニ弁当にも、当初は銀紙カップが使われていましたが、電子レンジでチンして温めることが出来ないのです。そこで、チンでも大丈夫なように、フィルム製のカップを日本で最初に開発されました。まさに、よそとちゃうことせなあかんです。
今では、日本のトップシェアを確保されています。また、最近では洋菓子製造も始められました。おしゃれなカフェで、自社の銀紙カップやフィルムカップを使ってお菓子をつくられます。「ここで営業マンも勉強させています。そうすることで、お客さんのニーズもつかめます」と。
このほかにも、新しい戦略を次々と打ち出しておられますが、そのベースは、「よそとちゃうことせなあかん」です。よそと同じでは、元気経営ができないこと、実感しました。
(2007年03月30日放送)
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