MBS(毎日放送)

東大阪、八尾にはたくさんの中小企業さんが点在します。でも、最近はIT化などで工場も進化し、昭和30年代の町工場のイメージがどんどんなくなっています。
今回、訪れたのはそんな昭和30年代によく見かけた昔懐かしい工場です。桂都丸師匠と訪ねると、大家族で迎えてくれました。大人だけではありません。ちょうど夏休みだったので、子供たちも一緒にお出迎えです。
創業者のお父さん、息子さんの家族、2人の娘さんの家族と、もういっぱいの家族。創業者の孫に当たる子供たちは7人もいます。まさに、大家族で工場を運営されているのです。
子供も工場で手伝っていました。しっかりと仕事をすると、500円いただけるというので、真剣にお手伝いをしています。小さな工場の中を、野球のユニフォームやローラーに乗ったままで動きまわっています。「危ない!気をつけなさい」と注意されますが、子供たちは平気なものです。
創業者のおじいちゃんは、今も現役で機械を動かしておられますが、楽しそうです。「仕事はだんだん厳しくなっています」と言われますが、汗水たらして必死で仕事をする悲壮感はありません。
どこかに余裕が感じられます。これも、家族みんなが力を合わせて、がんばっているからでしょう。仕事は厳しくても、楽しくやる大家族経営。生産効率ばかり追わない昔の町工場には、幸福感がただよっていました。
(2007年08月06日放送)
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