2014年2月25日午前7時50分放送
やってきたのは兵庫県たつの市でたたみ製造機を製造する会社です。街のたたみ屋さん向けの機械ですが、たたみの需要が減少して、機械もあまり売れなくなったそうです。
そこで、自らたたみの製造を始められました。ただ、普通のたたみをつくると、街のたたみ屋の仕事を奪うことになるため、それはできません。街のたたみ屋さんにはない、ちょっと変わった特殊なたたみをつくられました。
化学繊維で出来た水に濡れても大丈夫な浴室用のたたみです。ある銭湯施設を出向いて、僕が実際にお風呂に入ってロケしました。転んでも怪我しません。
このほか、お茶をこぼしてもすぐに洗い流せるウオッシャブルたたみ、表がたたみ、裏がカーペットのリバーシブルたたみ。さらに、今一番売れている棺おけ用のたたみまでありました。イグサの香りがして、たたみの裏は寄せ書きまで出来ます。
たたみは成熟産業で、あまり儲かる業種とは思えません。でも、チエを出し、アイデアを絞れば、ヒット商品が生まれるのです。大沢アナウンサーも感心されていました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞