----創業者が昭和10年から神戸でお菓子作りを志されました。
「店名の藝の字は、ならいおぼえる技、の意味です。
この藝を菓子に活かし、一人でも多くのお客様に喜んでいただき、両親の気持ちをしっかり継承したいと思っています。」
----今では大きく成長されました。
私はチャンスを活かして、全国の百貨店催事での出店、神戸での出店など市場を広げました。売り上げ規模は引き継いだころの3倍になっています。でも、売り上げにはこだわっていません」
----というと。
「菓子づくり35年、平成8年には神戸市長から神戸マイスターの称号をいただきました。地域貢献、社会貢献にも力を入れたい。一部のお菓子は買っていただくと乳がん撲滅運動に寄与する仕組みつくり、ピクリボンにも協力しています」
----震災後、神戸の洋菓子業界もちょっと元気が・・・
「そう、恩返しの気持ちもあり、何とか業界が元気になって欲しいのです。流行には敏感にならないとね。毎月3種類の新商品を出し、最近、パンと洋菓子の仲間のようなチョコドーナッツにも挑戦しています」
----今後の夢を
「100年続けたい!この信念で息子たちに頑張ってもらいたいです」
▽住所=神戸市須磨区
▽電話= 078・731・3675
▽店舗=本店のほか、大丸神戸店、板宿南店、ビバタウン店、三宮店
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞