トーンアップ(TEL;06・6946・1221)は、2019年に創業100周年を迎える歴史のある会社。
軽くて強いペーパーボードの新事業に乗り出した。補強ダンボールを材料に、ディスプレイ、展示ブースなど幅広い分野での用途開発を計画している。
広告製版のほか、映像制作、Web関連、イベント企画など多彩な事業を展開している。
「スウェーデンのRe- Boardなど軽くて強いダンボールが国内外で開発されています。このペーパーボードを活用した新しい市場に参入しました」と、富田和伸社長。
ダンボール用印刷、切断の装置やノウハウを活かし、オンデマンドで業務用、一般消費者向けの用途開発を進める。
軽くて強いほか、リサイクル可能のエコ商品、加工・組立てが簡単、印刷し易い、人件費、輸送コストが削減できるなどの特色を持つ。
展示ブースは、“飛び出す絵本”の感覚で、女性2人が短時間で設営できる。
一番強い素材は、車など重量物を載せることもできる。様々なディスプレイや家具、什器、展示ブース設営や仮設店舗などの設営にも応用できる。
今後、用途開発を本格的に進め、3年以内にはペーパーボード事業で1億円の売り上げを目指している。
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