2014年11月18日午前7時50分放送
「管理職は立候補、社員元気」
大阪・貝塚市にあるモノづくり企業です。80年以上の歴史を誇り、硬い金属を削る工業用刃物を製造しています。従業員25人で、こちらではちょっと変わった人事制度を導入されていました。
実は、管理職を立候補で登用されていました。井原アナウンサーも、「エ!誰を管理職にするかは、普通は社長や人事部が決めるのでは…。そんなことして大丈夫??」と言われます。
こちらでは、社長と面談して自分は課長になりたいと意思表示すると、半年間限定“お試し課長”というポストが与えられます。
半年間、課長の仕事を部下がしっかり見ます。そして業績を上げるなど貢献するとOK、逆にマイナス評価を受けると、元の平社員に降格となります。業績と社員の給与が連動しているので、部下の目もシビアです。
管理職を経験することは、社員の意識の向上、人材の育成にもつながる社長さんはおっしゃっていました。こちらの会社では、この管理職立候補制度で売り上げアップにもつながっているそうです。
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