ボタニカルガーデン大杉( TEL;0538・36・5411) は、静岡県磐田市で観葉植物のパキラを栽培。全国に年間大鉢小鉢合わせて15万本を出荷し、グリーンビジネスで元気な経営を進めている。
「父の代まではマスクメロンを栽培していました。
でも、私は観葉植物が大好きで、自分の代になってメロンから観葉植物に転換しました」と、大杉芳克代表。
当初は花キリンからベンジャミン、さらにその後、台湾からパキラを輸入し、地元で育てて、北海道から九州まで全国に出荷、販売する。
現在、磐田市赤池に2500 坪の敷地を保有、約20 度の温室で育成する。スタッフは10 数人。大中小の3 サイズのパキラ約15万本を出荷、うち大サイズは6 −7 万本。5本を編み込んだ形のパキラは同社が開発したもので、今では市場に浸透している。
パキラに続いて、最近ではフィリピンからサンスベリア各品種を輸入、昨年は5- 6 万本を出荷した。また、日本市場だけでなく、ロシアへの輸出にも意欲を見せる。有限会社のほか、農業生産法人を立ち上げるなど、大杉さんはチャレンジ精神おう盛な活動を展開している。
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