幸南食糧(TEL;072・332・2041)は、近畿大学農学部との共同研究により、日本農芸化学会2015年度大会で「新精米法による新たな機能性米の創出とその機能成分の可視化」をテーマに研究発表した。
開発した精米法は、機能性成分が豊富に含まれている箇所は残したまま、食味を低下させる層だけを除去することが出来る新技術。美味しさはもちろん健康応援を両立した画期的なお米になる。炊飯前の見た目は、従来の白米に比べてわずかに暗い印象だが、炊き上がりは色・味とも白米と全く変わらない。
今回の研究を通じ、炊き上がった状態のお米にもαトコフェノールなどの機能性成分が含まれていることを可視化して確認した。「引き続き研究を行うことでお米の新しい価値を追求したい」としている。
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