◎大企業との付き合いない
新聞社に在籍している時は、大手企業とのおつき合いがほとんどでした。独立して中小企業を対象にした日本一明るい経済新聞を出してから、大企業との付き合いがほとんどなくなりました。逆に中小企業との付き合いがばかりになっています。
異業種交流会を時々開きますが、大半は中小企業でして、保険や銀行などの一部を除いて、大手企業は参加されません。大企業との交流を深めたいと思ってもそのような場がほとんどないのが実態です。
◎日本一明るい経営者のための国際取引所
ということで、以前から中小企業と大企業との出会いの場をつくりたいと思っていました。今回、その夢をやっと叶えることが出来ました。
6月にグランフロント大阪で開催したのが、日本一明るい経営者のための国際取引所でした。大阪市の中小企業支援施設でもある大阪イノベーションハブとの共催で始めました。
◎中小企業と大企業が出会う取引の場
この取引所は、中堅・中小企業の技術、アイデアなどを大手企業にアピールし、大手企業の力を借りて新しいビジネスをつくろうという取引所です。中小企業と大企業が出会う取引の場、市場です。
うちは中小企業には強いですが、最近はあまり大手企業とは付き合いがありません。そこで、大阪市さんのお力を借りて、多くの大手企業さんにも参加いただきました。
◎大学教授、メディアの人、外国人経営者も
3社の中小企業が、太陽光照明、紙のリサイクル、ロボットをテーマに技術やサービスをアピールされました。会場には、大手企業さんだけでなく、大学教授、メディアの人、外国人経営者にも参加いただきました。
米相場を世界で初めて開くなど、大阪は取引所の世界発祥の地でもあります。だから、単なる大企業と中小企業の出会いの場ではなく、国際取引所にしました。
◎入れ札、鐘で雰囲気づくり
実際、プレゼンが始まるときには、鐘を鳴らしてもらい取引所のイメージを出しました。参加者には入れ札を用意。ポイントを入れてもらって、どのプレゼンに興味があったか、すぐ分かるような仕組みをつくり上げました。
プレゼンの後、参加者から質問が相次ぎ盛り上がりました。今回のプレゼンを機に中小企業と大企業のコラボが実現できれば嬉しいと思っています。これまでは、大企業の下請け的な存在だった中小企業ですが、ここでは対等の立場でのコラボを目指しています。
次回は8月に実施します。上場企業様のご参加お待ちしています。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞