これまでの記事

光るキノコを人工栽培  大学などの研究機関向けに提供  送風機メーカーが成功

日新技研

2016年7月 6日



 送風機メーカーの日新技研(TEL;06・6744・9801)は、光るキノコの人工栽培に成功、大学などの研究機関向けに提供を始めた。夜光性のキノコで、今後は観賞用の需要も期待、量産化したい計画だ。

 東大阪に本社工場を持ち、40年以上にわたって各種の送風機を製造販売する。プラントメーカー向けのオーダーメイド機が中心で、納入実績は2万5000台以上に及ぶ。

 その町工場が開発したのが光るキノコの人工栽培だ。「送風機を納入した酒造会社で米ぬかがたくさん出るので、何か活用できないかと大学の先生に相談したのがきっかけです」と山元新一社長。

 米ぬかは栄養分が豊富でキノコの培地になると言われ、八丈島で光るキノコ「夜光茸」の研究をしている先生の現地調査に参加。光るキノコに魅せられ、持ち帰って菌の培養に乗り出した。

 酒造会社での送風機、温度・湿度管理のノウハウが、キノコの培養にも活かされた。殺菌方法なども工夫して、人工栽培の技術を習得。3年前から安定して生産できるようになったという。

 現在、工場の近くに専用の培養工場を設け、米ぬか、おがくずなどの比率を調整した菌床で、直径2センチ- 4センチの光るキノコを年間200株程度生産。大学などの研究機関に有償で提供する。

 栽培は女性社員2人が担当、将来は「光るキノコ観賞施設を設けて子どもたちに見てもらいたい」と夢が広がっている。


▶▶▶▶▶▶【YouTube】4/10^UP


▶魅力と驚きが詰まった作品展


三田理化工業社長 千種 純さん

応援・協力

明るい認証制度「AKS0041」

日本一明るい経済新聞は、明るいシステム倶楽部の協力を得て、職場を明るくする認証制度をスタートしました。

(続きを読む)...

本誌をバックアップ!! 財界アドバイザー

「日本一明るい経済新聞」は、各種財界人からのバックアップを受けております。

(続きを読む)...

KANSAI仕事づくりの会

KANSAI仕事づくりの会は、「αゲル」「曲面印刷」を開発した、アース研究会会長である中西幹育氏を囲み...

(続きを読む)...

twitter 日本一明るい経済新聞 編集長 竹原信夫

Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Warning [PHP]: opendir(/virtual/119.245.206.194/home/system/modules/blog/images/caticon): failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113