◎感動以外に経営の勉強
リオオリンピックは、大きなトラブルもなく無事に終了しました。日本の選手は、予想以上に健闘。メダルもたくさん取ることが出来ました。本当に良かったです。
日本選手の活躍は、私たちに感動を与えてくれました。一方、中小企業の経営者、ビジネスマンにとっても学ぶことがたくさんあり、良い経営の勉強になりました。
◎死ぬほどの努力
新聞を読んでいると、活躍した選手の多くはオリンピックに挑むために猛練習をされていました。やっぱりメダルを取った選手は陰で死ぬほどの努力をしていたのです。
会社経営も同じ。事業を継続する中で、楽して儲けてきた方は、どこかで壁にぶつかると、案外もろくやめてしまわれます。でも、苦労された経営者さんはそれを乗り越える強い意志を持っておられます。また、乗り越える知恵も体得されています。
◎感謝の気持ちと強い意志
成功するには、やはり努力や苦労が要るのです。楽しては、成功出来ません。松下幸之助さんも、成功した理由として、成功するまであきらめない強い意志を強調されています。
また、メダルを取った選手はインタビューでも、ほとんど同じことを言っていました。指導してくれたコーチ、応援してくれた人、支えてくれた家族・両親に感謝をされていました。このメダルは、自分が取ったのではなく、皆さんの応援で取れたと。
◎人のために頑張る!
そう、ほとんどの選手は自分のためにメダルを取ったのではなく、人のために頑張って取ったと。人のために頑張ることが大事なのです。自分のためだけなら、うまくいかなくても自分一人で泣けば済みます。
でも、人のためとなると、自分勝手に諦めることは出来ません。自分のためより、人のための方が頑張れるのです。ある若手ベンチャーは、タバコをやめれたそうです。それは、子供さんから「お父さんタバコやめて長生きして」と言われたからでした。
◎経営者も社員やその家族のため
「これまでも何回も禁煙に挑戦してきましたが、子供に言われると止めることができました」と。子供のために禁煙に成功されたのです。偉い!
経営者もそうです。自分のために頑張るのではなく、人のために頑張る気持ちが大事です。社員やその家族のため、取引先のため、地元のために頑張る。決して、自分だけ儲けたら良いという考えは持たないでください。
◎最後の最後まであきらめない
さらに、もう一つ。あきらめない姿勢です。今回のリオでも、女子レスリングでは残り20-30秒から逆転優勝した選手がたくさんいました。最後の最後まであきらめない。
経営者もそうです。苦境に陥っても、「もうあかんわ」と、すぐにあきらめないこと。最後の最後まで、あきらめないで戦い続けるのです。そうすると、道が開かれることになります。
◎メダリストの気持ちで頑張ろう
リオオリンピックのメダリストの気持ちになって頑張りましょう!そうすれば、ビジネスでの金メダルがもらえるかもしれません。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞