丸二倉庫(TEL;06・6441・0536) は、マンパワーとIT を組み合わせてアパレルの物流部門をサポート。1300人のパート社員と30人のシステムエンジニア(SE)が元気経営を支えている。
大阪市住之江区にある巨大な物流センター。その2階部分約1万坪の1フロアーで大手アパレル会社の物流を一手に引き受ける。
「保管するだけでなく、お客様の経営支援の提案が、私たちの本当の役割です」と湯川秀男社長。それぞれのアパレル会社に適した独自開発のシステムをつくり、最適な検品、保管、出荷、データ処理などロジスティクスサービスを提供する。
こうした物流拠点を全国に16カ所保有。パート社員を中心としたマンパワーとSE によるIT 戦略が、最適な物流を実現する。パート社員のうち約200人はチーフパートマネージャー、サブパートマネージャー、パートチーフなどの役職者で占められている。
他部門の職場を応援する横断の人材最適配置制度、子供の帰宅時間に合わせお昼休み無しで早く帰れる勤務体系なども導入している。パート社員、正社員の区別なく誰にでも気軽に聞ける「知っている人に聞こう!」「真っ直ぐ運動」など、ユニークな活動を取り入れ、パート社員の戦力化を図る。
ロジスティクス大賞業務改革賞、がんばる中小企業300社に選定、グッドカンパニー大賞優秀企業賞などを受賞。今年度は売り上げ100億円の大台を突破しそうだ。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞