2016年11月28日午前7時50分放送
「“客を呼び戻せ”商店街でひと工夫」
大型商業施設の登場で、町の商店街は以前のような元気がありません。立地の良い場所でも若いお客様が来なかったり、空き店舗が増加しています。
しかし、ちょっとした工夫で人を呼び戻している商店街もあります。今回はそんな元気な商店街のヒミツを探りました。
まず、近鉄河内小阪駅前の商店街。こちらでは「まちゼミ」という取り組みをしていました。店の人が先生となり、その店ならではの知識や技術を教える講座です。あるパン屋さんでは固くなったパンを利用したパンプディングの作り方を教えておられました。まちゼミがきっかけで、お店に来られる若い人も増えています。
一方、近鉄奈良駅近くの商店街では、新規のお店を応援するチャレンジ施設をつくりました。お店を始めたいという人を呼び込み、低料金でお店を貸されます。
かき氷屋さん、手づくり革製品のお店、さらにチャレンジ施設から成長して大きな店舗を持たれたお店も紹介しました。商店街に客が来ないと嘆くのではなく、来てもらう工夫をすることが大事ですね。
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