滋賀ダイハツ販売(TEL;077・551・0081)は、掃除など社会貢献活動、1週間の管理職長期有給休暇を実施。社員の気持ちを繋ぎ、自立心を高めることで社員一丸の元気経営を進めている。
「自分の部署さえ良ければという発想では、良い会社にはなれません。“全体最適”を目指しています」と後藤敬一社長。滋賀県の軽自動車販売でトップを走る強みは、全社が1つにまとまった全体最適経営にある。
ボランティア活動では、11月3日の植樹とヨシ植え。社員その家族含めて約460人が参加、累計植樹が1万500本、ヨシ植えが3000本となっている。植樹・ヨシ植えは、社員と家族、お客様も参加して実施、環境活動に取り組む。
学校支援プログラムとしてトイレ掃除や後藤社長の講演、福祉車両の体験学習を行っている。日本を美しくする会の鍵山秀三郎氏に共鳴し、滋賀掃除に学ぶ会も主宰して、掃除などを通じて地域社会に貢献する。
「ボランティアと仕事を両立させるのは大変。スタッフが一丸となって準備することが社内の仕事の助け合いにも繋がっています」と。2013年には日本経営品質賞「大規模部門」受賞した。
一方、本部長、店長、マネージャーなどの管理職は年に1週間休ませる休暇制度がある。「月末の忙しい期間にあえて休ませます。部下の自立心が高まり責任のある仕事が出来るようになります」と。後藤社長自身もボイスメールで明日の予定を全社員に開示、全社一丸の経営を進めている。
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