2017年
1月28日午前7時50分放送
「新発想で町の精肉店を救え!」
大阪府藤井寺市にある「なんつね」さんです。肉を切るスライサーなどを中心に、様々な食品加工機械を製造販売されています。創業88年の老舗の会社で、トップシェアを誇っておられます。
その会社が、機械ではなくソーセージやベーコンなどの食品の製造を始めました。そこには、深い訳があったのです。大きな商業施設が増えたことで、町のお肉屋さんは元気がありません。閉店されるところも増えています。
そこで、まずは町のお肉屋さんに元気になってもらいたい。それには、お肉だけでなく、儲かる加工食品も販売することが大事。機械メーカーながらドイツの老舗のソーセージ店と連携し、ソーセージの製造を始めたのです。
さらに、商品開発のヒントを得ようと、大阪市内に肉バルも開店しました。お肉屋さんで喜ばれており、これが機械の売り上げにもつながり始めているようです。
肉バルの400グラムの巨大ソーセージ。少し試食させてもらいました。美味しかった!NHKのスタッフのみなさんには申し訳ありませんでした。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞