大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻講座の一環として、このほどベンチャービジネスプラン・コンテストを開催。11チームがベンチャープランを競った。
同講座は、大阪大学から「工学系の大学院生に経営感覚を学ばせたい」(南埜宜俊教授)との狙いで、ソニーOBの小林敏郎大阪大学客員教授を中心に、竹原信夫本紙編集長、日根野文三公認会計士が非常勤講師となり、ベンチャービジネス論の授業を担当。実践的なベンチャービジネスを指導している。
その締めくくりとして、12月に講義を受けた大学院生が11のチームに分かれて、現在の研究テーマを活かしたビジネスプランを発表。講師陣と大阪大学教授3人が審査員とな、ビジネス内容とプレゼン力を採点した。
その結果、優勝は子ども交通事故を防止するランドセル、準優勝には浴槽掃除ロボットが選ばれた。「アイデアを練り込み、事業計画までつくる授業は、将来社会での活躍に大いに役立つ」(小林客員教授)と話している。
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