竹原編集長の明るいコラム

手を抜かないのが繁昌店のヒミツ (Free)

2010年10月23日

◎苦手な飲食店取材

中小企業の取材ではいろいろなビジネスに出会います。時には飲食の取材もあります。
この飲食の取材は、あまり得意ではありません。

素材の話、こだわり、美味しいなど、どうしても似通った内容になりがちです。
ボクのボキャブラリーの不足もあり、ついつい同じような言葉で表現してしまいます。

◎神戸の丼店を取材

その1つに、おふくろの味というのがあります。
ちょっとした年配の女性が経営されている飲食店となると、ついついおふくろの味という表現をつかってしまいます。

先日、神戸での取材で、この苦手の飲食店がありました。三宮の地下街にあり、お母さんと娘さんが、お店を切り盛りされていました。
ちょっと変わった丼専門店でした。

◎おふくろの味すじ玉丼

それはすじ玉丼でした。
このお母さんのオリジナル丼でした。
甘辛く煮込んだすじ肉を玉子でとじて、ご飯にかけた丼です。

上には山のようにねぎがかかっています。
「オープンしたのが狂牛病のときで、大変苦労しました。
でも、お客様に支えられてここまでやってこられました」とオーナーのお母さん。
このすじ玉丼は、本当のおふくろの味でした。
取材の役得で、試食させてもらいましたが、美味しかったです。

◎料理のプロから絶賛

娘さんによると、すじ玉丼の原点は、お父さんのお酒のアテだったそうです。「それがたくさん残ると、次の日に玉子でとじて私たちが食べていたものです」と。
それを商品化されたのです。

別にテレビ局に知り合いがあったわけではありません。たまたま、著名なフランス料理のシェフ、慮理学校の先生が、小腹がすいたので、こちらのお店に偶然立ち寄られたそうです。

◎行列のできる繁昌店に

そのときに、このすじ玉丼に出会われ、美味しさに感激、テレビで紹介したのがきっかけでした。
プロが絶賛されたことで、一躍有名になりました。

いくらお店の人が美味しいと言っても、お客様は本気にしません。
でも、プロが美味しいというと信用してもらえます。
行列のできる店に繁昌店になったそうです。

◎一生懸命がチャンスに

どこに、そんなプロがいるか、分かりません。
いつも、お客様に喜んでもらうため一生懸命していると、こんなチャンスに巡り会えるのです。
手を抜かずに、1人ひとりのお客様を大事にしましょう。


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