ワコー防災(TEL;0725・53・0019)は、消防法に基づく防火設備の設計から施工まで一貫体制を構築する一方、防災グッズをネットで販売。防災の総合デパートとして街を見守る。
「父が43年前に消防設備士の資格を取得して創業。病院やショッピングセンターなど建物の消防法に必要なあらゆる消防設備機器を扱っています」と原寛社長。大阪府和泉市箕形町6丁目に本社を置き、防災コンサルティング、各種消防用設備一式を手がける。
火災報知器や誘導灯の位置など建物の設計から加わり、建築確認申請書類の事務処理、設備機器の施工、さらに半年ごとの点検・報告、24時間365日体制での監視・アフターケアまで行う。大阪南部をメインに約4300件の消防設備機器の導入実績を誇る。
8年前からは、防災グッズのネット販売、まさかのための「防災百貨店」を楽天、ヤフーショップで始めた。防災に関連するグッズ、非常食など約500アイテムの商品をそろえる。
その中には、スリッパ、手袋、マスク、簡易トイレ、飲料水など非常時用のグッズをひとまとめにした可愛いデザインの子供用、かっこいい大人用のリュックなどもある。このほか、共同住宅などの防犯、室内のペット見守りなどの監視カメラも扱う。
「防災と名のつくものは何でも提供出来ます」と、町の防災を一手に引き受ける。
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