羽車(TEL;072・252・8963)は、オシャレをキーワードに1 人ひとりの社員が主役となって高付加価値経営を実現。約20パターンの勤務体制で多様な働き方を推進、人と紙製品づくりに取り組む。
堺市東区八下町に本社工場を持つ。1階のエントランスはカラフルなデザイン。2階のショールームにはデザイン性豊かな紙製品が展示。ガラス張りの会議室では、熱い議論が繰り広げられている。
「付加価値を作り出すのは社員。その人材をどう活かすかです」と、杉浦正樹社長。社長の役割は舞台づくりとし、1人ひとりの社員が主役となって活躍出来る職場環境を構築する。
育児中の働き方選択制度を導入。出勤時間も午前7時半から10時半まであり、フル勤務から週3日勤務まで多様な勤務体制を用意。ワークライフバランス、ダイバーシティを重視した働き方改革を進める。
5月6日には地元住民を招待した紙で楽しんでもらうイベント「かるた市」を開催。この日は、社員の家族も招待し、杉浦社長が現場で働く社員の職場を案内する“社員家族ツアー”も行う。
このほか、新年度スタートの10月には全社員と関係者に、大阪名物の蓬莱の豚まん551をプレゼント。「これもオシャレなイベントです」と笑う。社員主役の職場から、国内外のクリエイターとコラボしたオシャレな紙製品、オシャレなニュースレターも発刊。会社のイメージアップにつなげている。
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