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挑戦の黒字経営!  自社ブランドの畳糸  産官学連携  積極的な設備投資

タケブチ撚糸

2017年6月16日



 タケブチ撚糸(TEL;06・6709・0773)は、創業111年の歴史を誇る産業資材向けの撚糸メーカー。自社ブランドの畳糸や産官学連携に挑戦する一方、設備投資にも積極的に取り組み、黒字経営を続ける。

 大阪府八尾市竹渕西4丁目に本社工場を構え、ホース、ベルト補強用の工業資材、漁網など水産資材、防獣ネット、バインダーなど農業資材、人工芝などレジャーインテリア用の撚糸をつくる。

 「撚糸会社も以前に比べて激減しています。当社は時代に合わせ絶えず挑戦して来ました」と、4代目の玄番敏弘社長。最近、力を入れているのが、以前は下請けとして手がけていた畳糸。

 畳需要の減少で大手が撤退を始めている中、自社ブランド「金の蝶」の畳糸で、町の畳屋さん向けに攻勢をかける。ポリエステルを素材に、問屋を通さず流通コストを引き下げて価格で勝負。展示会への出展、インターネットでの販売と、町の畳屋さんに直販する。

 一方、民間企業、北海道大学、道庁の産官学連携で、フコイダンが豊富な「がごめ昆布」の養殖にも一役買う。種苗用、海での成長用に使われる大小ロープの素材になる撚糸を提供 。このほか、生分解性の撚糸にも挑戦する。

 また、工場屋上に太陽光発電を設置し省エネ化に取り組むほか、生産設備の省力化に向けた設備投資に年間平均1000万円以上を投資。経営基盤を固め、スタッフ8人で年商2億円を実現、黒字経営を着実に歩んでいる。


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三田理化工業社長 千種 純さん

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