◎目立つ!外国人社長
外国人観光客の増加で、電車の中、商業施設での外国人が目立ちます。日本のような島国でも、グローバル化の波が押し寄せているのです。
ボクの取材でも最近、外国人のインタビューが増えています。中小企業の社長さんで、外国人が出てきています。米国人、ロシア人、ウクライナ人、フランス人、イラン人、中国人とたくさんの外国人社長がおられます。
◎経営陣は外国人
外国人の下で日本人が働く。大手の外資系企業を除くと、これまではあまり考えられませんでした。でも、今は中小企業外国人社長の下で働いている人が増えています。
優秀な外国人は、日本で起業され社長になっている人がたくさんいます。これからは、経営陣は外国人、働く社員は日本人という布陣になるところも増えそうです。
◎半数が中国人
先日、取材したのは金属スクラップの会社さんでした。鉄、非鉄の金属スクラップを全国から集めて、製鉄所所や精錬所に販売されておられます。
スタッフは約20人。そのうち社長や専務さんは中国人で幹部社員は約10人は中国出身者です。一方、日本人はその経営陣の下で働いておられます。
◎日中スタッフ仲良く仕事
欧米人の下で働くことには、あまり抵抗感ありませんが、中国人の下となると、嫌がる日本人も少なくありません。でも、こちらでは日中のスタッフが仲良く働いておられました。
「時々、みんなでバーベキューパーティーをしたり、ワキアイアイで楽しい職場です」と、おっしゃいます。お昼の時間では、中国人が自宅で作ってきた中国料理のおかずを他の社員さんにもプレゼントされます。
◎中国語の勉強会は?
こちらの会社では、中国に2つの工場を持ち、スクラップの分別作業も行なっておられます。日本人スタッフが現地工場に見学に行かれます。一方、中国に出張すると中国の美味しいお菓子をお土産に持ち帰り、皆んなで分け合うと言われます。
そこで、ボクが提案しました。せっかく日中で仲良くやっておられるのですから、中国語を教える勉強会を社内でやられたら…。大阪市内には中国人観光客がたくさんおられますから、中国語興味あると思いますよ。
◎料理教室も楽しそう
中国語も良いですが、中国料理教室も嬉しいのでは。本場中国の美味しい餃子の作り方など、中国料理教室を開いて欲しいですね。社内のスタッフだけでなく、取引先の人にも喜ばれそうですよ。
好き勝手に言わせてもらいましたが、日中スタッフ仲良く中華料理教室はメディアの方も食いついてくれると思います。
◎キムチ、トムヤムクン、カレー
日韓ならキムチの作り方、タイならトムヤムクンの作り方、インドならもちろんカレーでしょう。
外へ行くグローバル化でなくても、外国人社長の増加で国内でのグローバル化も今後どんどん進みそうです。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞