─若者に日本酒の良さを訴えておられますね。
「ボクは日本酒が大好きです。でも、今の若い人は、あまり日本酒を飲みません。せっかく日本にはこんな美味しいお酒があるのに残念です」
――そのきっかけは。
「地方の酒蔵さんとかかわる機会があり、そこで気づいたのは良いお酒をつくりさえすれば、売れるという強い思い込みでした。そして、若者に日本酒を訴える努力をあまりされていないということでした」
――というと。
「蔵の人は“日本酒通”の人ばかり集めたイベントはやりますが、もともと若者を相手にしていません。販売ルートの開拓もそうです。一升瓶のイメージもね…。海外市場へ売ることは考えても肝心の日本の若者へのアプ
ローチがされていないんです」
――具体的にどんな活動を。
「唎酒師の資格を取り、“唎酒師うえっち”として活動しています。書道家、陶芸家など日本文化とコラボレーションや利き酒教室などを開いています」
―― 今後の計画は。
「実は堺市で酒蔵を復活させたいと思っています。日本酒という日本独自の文化にもっと誇りを持ち、日本酒で日本の若者を元気づけたいですね」
▽住所=大阪市中央区南船場1 -16-23 -208
▽電話=06・6261・8262、
http://www.wishark-japan.com
▽事業内容=コンサルティング、酒類販売、イベントプロデュース、インキュベーション事業など
日本酒で若者を元気に!
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞