◎最近の凄いもの
最近の凄いもの。来日観光客の異常な増加。とくに大阪が凄いです。地下鉄、私鉄、百貨店、市内の商店街では、あちこちで分からない言葉が飛び交っています。
また、この人達の声が大きです。電車の中、レストランなどでもすぐに分かります。日本の全てに興味津々。写真を撮りまくっておられます。
◎凄いを超えて異常
ホンマに大阪にとっては、ありがたいことです。もし、こんな凄いことになってなかったら、大阪の商業施設はほぼ全滅、死んでいたと思います。
もう一つの凄いもの。それは異常な健康ブームです。テレビの番組、コマーシャル、新聞、雑誌、ありとあらゆる媒体で、健康が扱われています。凄いを超えて、異常な関心だと思います。
◎町のジュース屋さん
これだけ凄い状況にありますから、ビジネスの世界でも健康に強い関心を集めています。健康食品、健康診断、アスレチック、スーパーフードなど、いろいろあります。
先日、取材したのはジュース専門店でした。駅前にはフレッシュジュースの売り場があったりしますが、こちらは従来のお店とは一線を画したジュース店でした。
◎プレスでジュース
何が違うか?そう、作り方から全て従来のジュース専門店とは違っていました。
コールドプレスジュースの専門店でした。栄養分を損なわない野菜・果物ジュースで、女性客に人気です。
昨年夏にオープン。コールドプレスジュースは、スロージューサーという専用のプレス機で野菜や果物の水分だけを絞り出したジュースことでした。
◎胃や腸に負担ない
「摩擦や熱を加えずにつくるので、酵素やビタミンなどの栄養を失うことなく、ジュースに凝縮されます」と、マネージャーさんは、コールドプレスジュースの特色を説明してくれます。胃や腸に負担なくよりフレッシュな状態で、体内に取り入れることが出来るそうです。
フルーツを多くして、のど越しを意識し、飲みやすくて美味しいのです。
◎甘くて美味しい
ビーツ、レッドグローブ、りんごは入った「ビーツ」、にんじん、オレンジ、キウィの「キャロット」、アサイー、ブルーべりー、リンゴ、ほうれん草の「アサイー」などの定番。季節の野菜や果物を集めた期間限定ジュースもありました。
マネージャーさんは、「どうぞお好きなもの言って下さい」と、試飲させてもらいました。 確かに美味しいです。野菜臭くなく、甘くて美味しいです。
◎お客様で賑わう
ニンジンのキャロットジュースもありました。なんと、400ミリリットルのボトルで2本半のニンジンが入っているそうです。
取材中でも女性客は次々とやって来られます。リピーターが増え、夏場は1日平均40-50人のお客様で賑わっていました。
◎難しい選択
このジュースだけで2-3日過ごすと、身体が中からキレイになり、ダイエットと健康にもつながるそうです。一杯のジュースが約1000円。ビジネスの立場で考えると、確かにチャンス。でも、消費者の立場。例えば居酒屋で飲んでいるサラリーマンは、ついついビールや焼酎と比べてしまいそう。
サラリーマンはどうする?冷たいビールか健康ジュースか。難しい選択です。やっぱり、この健康ジュースは中高年女性になりそうです。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞