フ ル タ 製 菓 (TEL;06・6719・6161)は、40―50年とロングセラーを続ける長寿商品を次々開発。その開発力を活かして、滋賀県高島市のメタセコイア並木を支援するなど、チョコ菓子で地方の元気づくりにも取り組む。
創業以来のなにくそ精神でアイデアあふれる新商品を開発しています。今でも年間約150近い新商品を発売しています」と、古田盛彦社長。
企画開発チームをメインに、社長を含めた経営幹部、スタッフ約600人が一丸となって、新商品を提案する。今年で創業65周年を迎え、新商品の開発に拍車がかかる。その一方、長く売れ続けるロングセラーの長寿商品も数多い。
そんな開発パワーが、地域の活性化にも貢献。昨年10月には高島市と包括連携協定を締結し た。「セコイヤチョコ が高島市のメタセコイア並木をイメージさせることから相互連携することにしました」と。
「マキノ高原限定パッケージセコイヤチョコレート」を500円と1500円の2種類を地元のみやげ 店などで発売。昨年10月から今年1月までの売り上げの一部約20万円を高島市に寄付、メタセコイア並木の整備に当てられる。
メガネの産地福井県鯖江市とも、別名メガネチョコの愛称で親しまれている「ハイエイトチョコ」発 売50周年を記念して、包括連携協定を結ぶ予定。今後、各地方都市の持つ特色とチョコ菓子をコラボし、「お菓子を通じて、地方の資源を有効活用し、お互いの発展に寄与したい」と、地方の活性化に役立ちたい考え。
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