関 西 造 園 土 木(TEL;078・575・0451)は、施工現場の今の状況を全社員で共有できる写真管理システムを開発、本格運用を始めた。スマートフォンで撮影し簡単に自動管理、今後は建設など現場の多い業種向けに外販にも乗り出す。
神戸市兵庫区を拠点にし、企業やマンションの緑地整備やメンテナンス、壁面緑化などを行う。年間施工件数は、約700件にも及ぶ。
「当社が行っている施工現場をしっかり見たいのですが、件数が多くて回りきれません。そこで、ITを活用してそれぞれの現場の今の状況が見れないものかと思いました」と、東社長。
そこで、知り合いのIT企業の協力を得て、現場写真管理システムを開発した。
担当者がスマートフォンで1日の現場を作業前、作業中、作業終了の3段階でそれぞれ3枚まで撮影。コメントなどを付けて簡単にアップ。
全社員がその写真やコメントを共有し、担当者にコメントを返すことも出来る。
検索機能もあり、クラウドで過去の現場写真も簡単に取り出せ、ホームページにもリアルな写真が掲載出来る。昨年10月から試験スタートし、「現場の担当者もようやく慣れて現場写真をアップ、各現場状況がひとめで見られ全体の把握に役立ってます」という。
簡単なシステムで、費用も安いのが特色。今後、現場作業の多い業種向けに、月額料金制で同システムのサービスを提供したい考えだ。
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