信楽澤善幸せ創造館(TEL;0748・83・0215)は、地元を元気にしようと、イベント開催や特産品を開発販売する。春秋のコンサートでは300人以上が集まる人気で、地域の活性化に貢献している。
5年前に社長の澤宗克さんと奥様の寛子さんは、信楽に来て幸せになってもらいたいと、澤善「幸 せ創造館」プロジェクトを独自に立ち上げた。その第一弾が「澤善幸せ応援コンサート」。
店舗前の駐車場で春と秋の年2回開催、「当初は手づくり感満載の小さなイベントでした」と振り返る。第9回目を迎えた今年4月には、甲西高校吹奏楽部やMIHO美学院太鼓部など7チームが参加。
信楽マルシェが同時開催、地元の新鮮野菜、手づくりスイーツ、コーヒーショップなど20店舗弱が 出店した。100台の駐車場も満杯で300人以上が参加。今秋は10月22日に開催予定。
「民間でやることに意義があります。イベントを通じて参加者がお互いに助け合い、地元を盛り上げたい」と。一方、地元の特産品を活用した商品開発にも取り組む。信楽の田舎みそに滋賀近江鶏のそぼろを丹念に練り合わせた「たぬき味噌」を開発、販売。味噌を素材に、たぬきみそイタリアン、アイス、ドレッシング、「名物ご当地たぬきバーガー」まで発売、観光客の人気となっている。
「信楽に遊びに来ていただき、楽しく明るく幸せな気分になって帰ってもらいたい」と、ご夫妻が先 頭に立って町の活性化に奮闘している。
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