I&L(TEL;06・6829・6273)は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を応用した世界初のゴルフクラブを開発、本格販売した。賢くなったドライバーとパターでスピーディーに上達出来るとゴルファーの話題を集めている。
「センサーや電子回路をクラブに内蔵し、ゴルフクラブを賢くしました」と、社長で工学博士の岩橋正義さん。ゴルフクラブにIoTとAIの発想を持ち込むことに成功した。
岩橋さんはシャープ、クボタなどの大手企業に勤務、その後、61歳で起業。現在スタッフは4人。システム開発の受託業務を行う一方、ゴルフクラブのIT化の研究開発に取り組む。
ドライバー「スマートショット」は、ヘッド内部に内蔵されたセンサーによりフェースのどの位置に当たったか? 瞬時に打点が分かる。スマートフォンに専用アプリをダウンロードすると、ドライバーとネットでつながり、ゴルフ上達に必要な情報をスマホで簡単に得られる。
打点位置のほかヘッドスピード、飛距離、ヒットスピードやスピード変化、フェースターンのタイミングなども確認。グリップに電池が内蔵され、見た目も握った感触もクラブ仕様も通常のドライバーと変わらない。
ゴルファーがスイングすると、自ら判断してスイッチをオン、計測出来る体制を取る。このドライバーでプレーすると、各コースごとのデータが収集、そのデータを分析すれば、その場でクセを改善しスコアアップにつながるという。
一方、パター練習機は、パターのヘッド部分に電子回路と電池を組み込み、フェースには27個のLEDランプを取付けている。グリップ部分には小型カメラを内蔵、カップ位置を認識してフェースの正しい向きをLED表示で教えてくれる。
これらのクラブは、海外サイトでも販売開始予定。
詳細は
http://www.iandl.jp/
http://www.iandl.jp/smartshot/
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