NPO法人オーシャンゲート ジャパン(TEL;06・6212・6277)は、ダイビングインストラクターと一緒に楽しめる“パラダイビング”を開発。障がい者、高齢者も安心して海を楽しめる。
大阪市中央区西心斎橋に拠点を置き、設立は2004年。医療・看護・介助の専門家でもあるダイビングインストラクターをメインに9名で立ち上げた。
「自分たちだけが海を楽しむのではなく、子どもたち、障がい者、高齢者にももっと安心して楽しんでもらいたいという思いがきっかけでした」と代表の白杉芳彦さん。現在、正会員は27名。日本で女性初のダイビングインストラクターの田村由美子さんも加わっている。
主な内容は、マリンサポーターの育成と子どもたち、障がい者、高齢者が安全に安心して海を楽しむ支援活動。そのベースになっているのが、独自に開発した“パラダイビング”。顔全体を覆うフルフェイスマスクとユニバーサル器材を用い、二人一組でインストラクターに抱えられて水中遊泳を楽しむ。
この方法により、海に潜ることをあきらめていた障がい者、高齢者さんも潜れるようになり、「生きていてよかったと本当に多くの人に喜んでもらっています」と。今夏も和歌山県白崎海洋公園で、約30回の海洋スポーツプログラムを開催。保護者も含め300名近くが参加する。
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