地域貢献を旗印 !!　　地元のファンづくり　　多彩な事業を展開

播磨環境管理センター

2017年11月 8日

　兵庫県高砂市の播磨環境管理センター（ＴＥＬ；０７９・４４３・０００３）は、地域貢献を旗印に多彩な事業を展開。一歩先駆けた挑戦、地元のファンづくりで元気な経営を進めている。

　「昨年初めて営業部を設置しましたが、既存のお客様のフォローアップが狙いです」と２代目の青柳淳社長。営業で顧客開拓しなくても顧客が増える秘密は、創業以来の“地域貢献活動”だ。

　創業者の青柳進会長は地元高砂神社の総代１９年間、その他神社にも夏祭の寄付、自治会長１３年間、青年会議所、ライオンズクラブ、兵庫ビルメン協会副会長などを歴任。

　過去には地域住民をまとめて、地元大型商業施設建設を実現させた功労者でもある。地元テレビのスポンサーも長く引き受けるなど地域貢献活動に徹する。

　一方、社内的には監視カメラ、ＩＴ化にも挑戦。超高圧洗浄車をいち早く導入するなど設備投資も積極的。「リスクは伴いますが、ヨソがやらないうちに一歩先に取り組むことがビジネスには大事です」と。信用力を背景に、大手企業向けの産廃処理事業を得意とする。

　会長個人は、スマホを使いこなすほか、ロボット「pepper （ソフトバンク）」「ロボホン（シャープ）」などもいち早く購入。地元の商店街イベント盛り上げにも一役買っている。

　最近、青柳淳社長が中心となり外部コンサルタントを招いて社員教育にも力を入れる。