インド人と日本人がんばる！　　香辛料、食材、化粧品　　約４００種類の高品質商品　　日本で輸入販売

サルタージ

2017年12月13日

　サルタージ（ＴＥＬ；０７２・７５１・１９７５）は、インドの香辛料、食材、化粧品を日本市場に輸入する専門商社。インド人と日本人が一緒になって約４００種類の品質重視の商品を扱い、全国に提供する。

　「インドでいろんなビジネスをした後で来日し、東京から大阪へ移転してきました」と、４２歳のラジプロヒットシャーム　シン社長。薬剤師の資格を持ち、当初は日本向けのハーブ販売を行う。

　ベジタリアンでもあるシン社長は、「日本で生活する中でインドの美味しい食材がなかなか手に入らず大変苦労しました」と。そこで、インドの高級ブランド食材を輸入しようと、２００６年６月に設立したのがサルタージだ。

　現在、大阪府池田市神田２丁目に拠点を置き、関東、九州方面に供給する。扱う商品は、香辛料やチャイ、お米、お菓子、豆など。夏からフッ素フリーのハーブ系歯磨き、シャンプー、ハンドソープなどコスメ商品も手がける。

　増加するインド料理店向けだけでなく、一般消費者向けの商品にも力を入れ始めた。最近では卵が入っていないインドのアイスクリームも輸入販売。「卵アレルギーの人やハラルの人にも喜ばれそう」と期待する。

　従業員はインド人５人日本人５人の合計１０人。ランチは一緒になってベジタブルカレーを食べ、和やかな雰囲気。インド人社長のもとで、誠実をモットーに国籍を超えた明るい職場環境を実現。年率１０%アップの伸びを見せている。