桜 珈 琲(TEL;072・290・0500)は、コーヒーだけでなくカフェ経営に必要なパン、ケーキ、焼き菓子と全て手作りを心掛ける。“おもてなし精神”での接客サービスや、中庭の桜を囲む席づくりから醸し出す空間は、人々の心に“桜力”を咲かせている。
2006年に堺市鳳に第1号店をオープン。今では桜珈琲店8店舗と桜ベーカリー、菓子工房桜、焙煎工房 桜などを展開する。「父が始めたカフェを進化させ、日本人が愛する桜をコンセプトにした新タイプの珈琲店です」と東城栄子社長。
8店舗は、全て中庭を設けてしだれ桜が植えられ、ガラス張りの店内から眺められる。とくに、春の季節にはライトアップされた桜がお客様から大人気だ。65-70席の店内は広く、ゆったりした空間の中で、時間を過ごせるのも魅力。
コーヒーにもこだわる。焙煎士が現地に出向き、選び抜いたスペシャルティコーヒーを直接買い付ける。カウンターには厳選したコーヒーカップも並び、好みのカップでいただくことも出来る。
パン、菓子の新商品づくり、さらにパッケージ、リーフレットなどもスタッフが一丸となってこだわるのは桜の本気度。「お客様の“笑顔”に支えられここまでやってこれました」と。手押しのドアが自動ドアの様に開くなど、お客様の期待を一歩越える感動を創り続ける。
心のこもったおもてなしを社長先頭に社員、パートスタッフ全員で熱い取り組みを実践する。
堺市南区の本社隣接地に平成29年11月末チョコレート工場を完成。ショップも設けて、チョコレート事業にも本格進出した。「大阪南部から今後はお客様のニーズに合わせて北エリアへも出店したい」とここ数年で2-3店舗の展開を検討している。
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