関西C..I.C研究所(TEL;072・948・1461)は、クリーンルーム用衣服の洗浄を専門に行う。スケルトンバッグや粘着マットなどの独自の用品も販売、産業界のクリーンを徹底追求する。
日本CIC研究所(東京)は、全国でクリーンルーム向けの衣服のクリーニングを展開。同社はFC店の第1号で、昭和53年からスタートした。
大阪府八尾市と兵庫県西脇市に工場を持つ。半導体、医薬品、食品工場などの歩留まり率を改善したり、製品への異物混入防止のためにクリーンルーム内作業者の衣服を、純水でクリーニングする需要が増えている。
衣服のほか、クリーンルーム内で使用する容器やボトル、ガラス瓶なども洗浄。近畿地区をエリアに顧客数は1000社以上にのぼっている。
一方、同社独自の事業も行う。靴底の埃を捕まえるCICクリーン粘着マットに続いて、透明素材のスケルトンバッグも開発、販売する。
「中身が確認できるので、クリーンルームに必要のないものをチェックでき便利です」と酒木敬司社長。年間数1000個の販売実績を誇るヒット商品になっている。
業績は2ケタの伸びを見せ、年商は6億円弱。自社オリジナル商品を含めたクリーンルーム用品の比率が3分の1に上る。
本社事務所周辺には、「クリーニング店が少なく地元の方に不便」と、ホワイト急便のクリーニング店も経営。地元のキレイづくりにも貢献している。
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