◎運送会社が注目
物流業務が、これまで以上に注目されています。物流を制するものが、ビジネス世界で勝ち残ることが出来るとも言われています。その意味でも、運送会社さんの役割が大きくなっています。
先日、取材でお邪魔した運送会社さん。将来のビジネスとしては明るいのですが、社長さんは現状はなかなかそうでもないとおっしゃいます。
◎暗いイメージを払拭
その1つがイメージでした。運送会社の持つ雰囲気、イメージだそうです。「怖そうな人、おっさん、カッコ良いとは逆のカッコ悪い存在です」と、卑下されます。
景気回復もあって中小企業では人手不足が目立っています。実は運送会社のドライバー不足も深刻な問題です。その1つが、運送会社の暗いイメージにあるのではと、おっしゃいます。
◎なんとかしたいと挑戦
こちらの運送会社さんも、スタッフは全員男性です。事務を含めて女性は1人もいません。まさに、おっさん集団の運送会社さんです。
一時期、女性社員を獲得して会社のイメージを変えようと努力されました。が、結局、女性社員の採用は不発に終わっていましました。でも、社長さんは諦めません。なんとかしたいと、新しいことにチャレンジされました。
◎社歌で会社のイメージアップ
それが、社歌でした。そう会社の歌です。社員みんなで歌って元気を出そうという戦略です。気持ちも明るくなるし、対外的にも社歌があるとイメージアップにもつながります。
男ばかりの職場で、朝から声を張り上げて歌うと気持ちもスッキリ。やる気もでるということです。その努力に何か応援してあげたいと思いました。
◎プロモーションビデオも
そこで、ボクがパーソナリティーを務めていますMBSラジオ日本一明るい経済電波新聞で紹介しました。たまたま、「シャカリキ会社歌」というコーナーがあり、そこで社歌を流してもらいました。
社員さんのは大変、喜んでいただきました。さらに、さらに、調子に乗って始められたのが、プロモーションビデオでした。
◎女性タレントも共演
この社歌をベースにした映像にも取り組まれたのです。女性のタレントさんも参加、男性社員と共演したユニークなものです。
エンジェルにふんした女性タレントが、しんどいなという男性社員に頑張ってねとエールを送ります。男性社員は恥ずかしそうにうなづかれます。
◎中小企業こそ必要
見ていると、ほのぼのとし、笑ってしまいます。人材募集の応募に来られた人の中にも、この社歌を聞いたり、ビデオを見た人もあり、好評だったそうです。
社歌やプロモーションビデオは大手企業のものではありません。ブランド力の弱い中小企業こそ、イメージアップ戦略が必要だと思いました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞