チョーヤ梅酒(072・956・0515)は、本格梅酒の新ブランドとして発売した「The CHOYA」が、快進撃を続けている。高品質を追求したワンラク上の梅酒で海外でのTVCMも開始、新ブランドが世界のチョーヤを後押しする。
「創業100周年を機に、次世代の梅酒とし、梅酒づくりの経験と技術を最大限に活かして開発したのが、この商品でした」と振り返るのは企画広報推進部係長の坂本昌也さん。2016年3月に発売した「The CHOYA」だ。
熟成とブレンド技術を追究した本格熟成梅酒の傑作。無添加にこだわり、洋酒感を取り入れたオリジナルボトルで和モダン調に仕上げた高級感のある梅酒。熟成期間1年もの、3年もの、オーガニックタイプ、免税向けなど5種類をそろえている。
The CHOYA3年熟成が梅酒として世界で初めて 、国際的な酒類品評会インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で金賞を受賞。熟成1年もので希望小売価格は1000円(720ml、税抜き)、熟成3年もので2500円(同)。発売以来好評で、1年目は予算比200%を達成した。
新ブランドは海外からも注目、現地の代理店からの期待が一段と高まっている。そこで昨年後半から香港を皮切りに台湾、シンガポールでのTVCMをスタート、海外でのイメージも定着しつつある。
The CHOYA商品は、今年も1・5倍増を見込んでおり、梅酒トップメーカーの新ブラント戦略が国内外で注目されている。
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