◎一緒に取り組む
変化の時代はスピードを持って、仕事をしなければなりません。同業他社との勝負よりも、時間との勝負です。そうなると、1社よりそれぞれの強みを発揮して、一緒に取り組んだ方が良いことがたくさんあります。
まあ、そんこともあって企業同士の出会いの場、交流会、プレゼン大会、ピッチなどがあちこちで開かれています。ボクも取材を兼ねてお邪魔することよくあります。
◎ドリンクや軽食を提供
交流会では、もちろんネットワークを広げることが目的です。プレゼンタイムの後は、名刺交換です。でも、それだけでは殺風景で、盛り上がりに欠けます。
そこで、ドリンクや軽食が出されることもあります。ホテルでの交流会は結構、ボリュームのある料理も出されるので、これを目当てに来られるお客様も少なくありません。
◎コワーキングスペースで交流
一方、普通の会議室のようなところで開く交流会では、手の込んだ料理はあまり出してもらえません。基本は寿司とサンドイッチ、乾き物のおつまみ程度のものが並ぶだけです。
ところが、先日お邪魔した交流会はちょっと変わっていました。こちらはIT企業さんが運営されているコワーキングスペースでした。基本はIT系の担当者、ベンチャー経営者さんが活用されています。
◎たこ焼きナイトパーティー
この場所を活用されて、月1回の交流会を始められました。その名称が「たこ焼きナイト」パーティーでした。なぜ、たこ焼きナイトパーティーを始められたのか、経営者さんにインタビューしました。
「普段のメンバーだけでなく、いろんな人に気軽に来てもらって情報交流を図るのが狙いです。そこで、たこ焼きパーティーが面白いと思いました」と。交流会に参加しましたが、何かみなさん盛り上がっている感じがひしひし伝わって来ました。
◎たこせんも登場
スタッフさんが、忙しそうにたこ焼きをつくって、参加者さんに配っておられます。たこ焼きだけでなく、「たこせん」もありました。関西の人ならほぼご存知でしょうが、知らない方もおられます。
説明しましょう。一個のたこ焼きを手のひらサイズのエビせんべいでサンドしたものです。夜店や縁日でよく見かけられる、関西庶民派のお菓子ですな。
◎汗だくで焼き続ける
みなさん、たこ焼きを頬張りながら、お話されています。関西人で、まずたこ焼きが嫌いな人はいないと思います。たこ焼きが潤滑剤となって、確かに会場を盛り上がっていました。
スタッフさんは汗だくで、たこ焼きを焼き続けておられました。寿司やサンドイッチならこんなに手間ひまをかけなくて済みます。
でも、たこ焼きのような盛り上がりは出ません。たこ焼きの威力をまざまざと知らされました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞