竹原編集長の明るいコラム

『立身出世の喜び感じよう』(Free)

2018年8月25日

◎高校生ビジネスグランプリ

 先日、日本政策金融公庫が主催されています高校生ビジネスグランプリのイベントに参加して来ました。高校生にビジネスのアイデアを考えてもらい、発表してもらう全国的な取り組みです。
こんなイベントがあるのを知ったのは、ある中小企業の経営者さんに教えてもらったからです。紐を扱う会社さんですが、大阪では有名な公立高校の学生から紐を使ったビジネスを考えたので、紐を分けて欲しいと頼まれたそうです。

◎全国大会で1位

こちらの社長さんも、チャレンジ精神旺盛、前向きな人なので学生さんの要望を聞き入れ、無料で紐を提供されたそうです。そうしたらこの学生さんのビジネスアイデアが全国大会で1位を獲得されたのです。
すでに5回開催され、高校生のビジネスアイデア甲子園として、メディアでも知られるようになっています。日本政策金融公庫さんも、このイベントに力が入っており、ボクの知り合いの公庫の方からもお誘いがあり、イベントに参加したのです。

◎OB、OGが集まった

今回のイベントはビジネスグランプリのそのものの大会ではなく、過去にこの大会に出場されたOB、OGが集まったイベントでした。今は高校を卒業して現役の大学生、浪人生などまちまちです。
入賞された代表の方が、グランプリに出場して良かったこと、今は何をしているかなどを発表されました。中には大学生をやりながら、起業された方もおられました。入賞が自信となって、ビジネスを始められたのです。

◎ビジネスの関心より進学

日本では、まだまだ若い人で起業する人は少ないです。まして高校生ともなると、ビジネスへの関心よりも進学、どこの大学に入るかで頭がいっぱいです。
多分、親もビジネスよりまずは良い大学に入って欲しいと思っておられます。日本では、まだまだ高校生が、ビジネスに関心をもつ環境が整っていません。

◎学生のビジネスアイデア?

世界を制覇するようなビジネスのアイデアは、ほとんど欧米の企業から生まれています。残念ながら、日本の若者のビジネスアイデアは世界から遅れています。
やはり、10代の若者が進学勉強に頭を使い、起業に頭が回っていないのです。「学生はまずは勉強でしょう。金儲けは卒業してから」という考えが一般的です。

◎何のために勉強するか

でも、よくよく考えると何のために勉強するか?です。社会貢献もありますが、生活、食うためですよ。まずは、お金儲けしないといけないのです。
成功社長さんと話していると、皆さん田舎からひと旗あげたいと都会へ出て来られました。今で言う起業のためです。そして、金儲けのために夜学に通われます。勉強のための勉強ではなく、金儲けのための勉強です。

◎昭和のエネルギー

今の日本はヘンに豊かになり、金儲けの欲望が薄れているのも事実です。しんどいことせずに、楽して適当に暮らせたら良いという若者が多すぎます。
高校生のアイデアも優等生的でキレイ過ぎ、夢が少し小さいように思えます。昭和の時代のような、貧しい家庭の若者が立身出世を目指して頑張ったようなエネルギーは感じられません。

◎何くそ、絶対に成功するぞ

もっと野心的なアイデアが欲しいです。それには、成功されている中小企業の経営者から学ぶことが大切です。
何くそ、絶対に成功するぞ!という熱いパワー。お金儲けて大金持ちになるのではなく、世の中で役立つ人間になりたいという思い。故郷に錦を飾りたい。立身出世の喜びに、気づいてもらいたいと思いました。


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