◎パンを食べる日本人
街にはたくさんパン屋さんがあります。昔ながらのパン屋さん、小洒落たパン屋さん、海外で修業された方もおられます。また、ホテルや百貨店、スーパー、コンビニでもパンは売られています。
これだけたくさん売られているパンを、日本人が毎日食べています。パンの売り場を覗いてみても、女性を中心に何1000円も払ってたくさんのパンを購入している方たくさんおられます。
◎パンの取材が多い
ボクはお米業界の人とも親しくさせてもらっていますが、お米の消費量がどんどん減っています。その理由は、お米の市場をパンに奪われているからでしょう。
そんな時代の流れを反映してか、ボクの取材でもパン屋さんの取材は結構ありますが、お米屋さんの取材はやはり少ない気がします。先日も、取材でお邪魔したのがちょっと変わったパン屋さんでした。
◎コッペパンの専門店
最近はパン屋さんが増えすぎていることもあってか、差別化したパン屋さんが目立っています。珍しい惣菜パンで勝負する店がある一方で、食パンだけしかつくらない店も出現、人気を得ています。
こちらのお店は、パンでも懐かしいコッペパンの専門店でした。昔は街にはたくさんコッペパンのお店があり、ジャムやクリームを塗って提供されていました。最近、このコッペパンの店があちこちで復刻されています。
◎30-40種類のコッペパン
高槻にあるこちらのお店も、そんなコッペパン専門店でした。人気のあんマーガリンなどトッピングを組み合わせると、30-40種類のコッペパンをリーズナブルの値段で提供されています。
なぜ、コッペパンの専門店を始められたのか?オーナーのご夫妻にお聞きしました。「盛岡市の福田パンさんにお邪魔したのがきっかけ、ご指導してもらい高槻で始めることが出来ました」と。
◎盛岡市の福田パン
ボクもよく知りませんでしたが、盛岡市の福田パンさんは、コッペパンでは全国的に知られた有名なお店でした。運よく気に入られて、素人の夫婦に親切にも教えてもらったそうです。
盛岡市とは気候や水も違うので、自分たちでも工夫されて3年前にオープンされました。1個でもお腹いっぱいになる、通常のコッペパンよりも少し大きなサイズです。柔らかくて、パンだけでも美味しくいただけるのが特徴です。
◎ボリューム満点
あん、ジャム、ピーナッツなどは1個160円から。 トッピングはホイップ、ハム、チーズなど多彩に用意されています。
最も高いのが、こちらのオリジナルドッグの430円で、キャベツがたっぷり入りソーセージが2本、辛子マヨネーズ、チーズ、ケチャップとボリューム満点です。
◎若い人には新鮮に
お客様のアイデアで始めた三元豚のローストンカツサンドのリピーターも増えています。昔懐かしいコッペパン。今は若い人には新鮮に映り、需要を拡大されています。最先端も良いですが、過去を振り返ると思いがけないビジネスチャンスがありそうです。
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