2018年
9月3日午前7時50分放送
兵庫県尼崎市にある会社です。事務所を訪れるとカブトムシ、牛、そしてヤドカリ。全ておもちゃのブロックでつくられていました。
そのブロックの形が、水や空気を流すパイプでした。実は大手パイプマーカーの子会社でした。親会社では5年前に、今までとは違う新規事業を計画。その1つに上がったのが、パイプを使った家具づくりでした。
でも、そのパイプの家具は高価なものになってしまい、売れませんでした。そこで、考えられたのがパイプを組み立てて物をつくるブロック玩具でした。
パイプには真っ直ぐ、曲がったものなどいろんな形があります。その形を活かして、樹脂でつくりいろんなものがつくれるブロック玩具にされました。
動物や乗り物など約40種類のセットを作り販売されました。子どもから大人まで楽しめるので、販売数は伸びているそうです。
パイプで工場のカッコ良さを引き出したいと1400個のブロックを使った大作もつくられます。地元の尼崎城の模型もつくられました。大型雑貨店などで販売されています。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞