2018年
10月10日午前7時50分放送
「納豆嫌いの関西においしさを広める」
大阪市内から車で1時間、農業が盛んな豊能町です。ここに多くの人が集まる食堂がありました。皆さんのお目当ては、納豆でした。
納豆屋さんが始められた食堂です。土日、祝日限定のお店ですが、1日に100人以上が訪れるそうです。醤油だれ、ネギみそ、ラー油、シソのりといった4種類の納豆があり、全て食べ放題です。
62年の歴史を誇る納豆メーカー。納豆嫌いが多い関西でも、工夫次第で客層を拡大できると考えました。美味しい水が得られる豊能町へ移転、納豆用の大豆栽培にも乗り出されました。
納豆の食べ方にも工夫されました。ナムルとあえた納豆どんぶり、チーズと合わせたドリアなど、納豆が少し苦手な人にも楽しめるようにメニューを開発されています。
さらに、納豆好きにもっと食べてもらおうと始めたのが、出来立て納豆の配達です。現在、約650世帯が利用されています。「毎日食べてもらいやすい環境をつくりながら、日々食べて頂けるような商品開発やサービスを今後も続けたい」と、社長さんはおっしゃっていました。
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