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産学連携で元気・連続自動炊飯システム実用化

エースシステム

2018年10月28日



エースシステム(☎0725・54・3958)は、独自開発の過熱 水蒸気式連続自動炊飯システムを大阪府立大学の力を借りて本 格実用化。産官学連携のモデルケースとして注目を集める。

「当初は知名度がない、実績がない、エビデンス(科学的立証) がなく、あまり売れませんでした」と、振り返るのは佐古圭弘社長。 シャープの「ヘルシオ」で過熱水蒸 気が注目され、平成23年から大阪 府立大との産学連携をきっかけ で、徐々に販売実績につな がった。

「論文資 料が営業活 動に貢献、 大手商社や 食品会社から理 解されるように なりました」と。 府立大学内に研究室を持ち、今では累積で65台を販売、 年商12億円の8割以上を炊飯システムで占める。

最近では、野菜調理用や炊飯と野菜の両方に使える低 価格でコンパクトなタイプも開発。9月末に東京ビックサイト で開かれた展示会に大阪府立大と共同で出展。学生が美 味しいヘルシーな試食メニューを提供、調理工程の時間短 縮をアピールし注目を集めた。

「中小企業の弱いところを大学や元大手企業の 人材を活用することで軌道に乗せることが出来ま した」と。過熱水蒸気調理機をベースにした新ビ ジネスの開発に今後本格的に取り組む計画だ。

※プロフィールとシステムの特色=大阪府和泉市あゆみ 野に本社工場を置き、今年創業30周年。各種産業機械の 受注生産からスタート、20年前に業務用の過熱水蒸気式連 続自動炊飯システムを開発。同システムは、100゜Cを少し 超えた過熱水蒸気を活用して、コンベアで連続的に炊き上 げる仕組み。炊飯時間が2時間から30分に大幅に短縮でき るほか、保存性の高いご飯が美味しく炊ける特色を持つ。


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三田理化工業社長 千種 純さん

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