関西大学社会学部黒田勇 ゼミの学生は、大阪天満宮、 サイダーメーカーなどとコラボ し、天満天神の水を活用した 梅サイダー「UME・TEMMA」 を商品化。天満天神橋筋商 店街などで販売、地 域の活性化に一 役買っている。
梅サイダー 商品化のきっ かけは、大阪 天満宮の依頼 を受けた楠見晴 重前学長のもとで 井戸を掘削。 地下70メート ルから飲料に適した水を発見 したことにさかのぼる。 当初は、天神橋筋商店街などで「天 満天神の水」として販売していた。
さ らに、「天満天神の水」を周知、普 及させようと、“大阪をプロモートする”をテーマにする社会学部黒田ゼミの 学生が、授業の一環で3年前から取 り組み始めた。 先輩学生が梅を活かしたサイダーにす るアイデアを出し、ハタ鉱泉に生産委託 することで、平成30年6月に商品化した。
平成30年度からは、4代目の女子学生6 人(3回生)がプロジェクトを引き継ぎ、 天神橋筋商店街をメインに大阪市内での 販売に取り組む。 OBの飲食店など関大のネ ットワークをフルに活かし て販売。初回発 注の1万3000本 は8月には完売。 1万3000本を追 加発注して販売を 続けている。
リーダーの長 田芹奈さんは自 らフライヤー、お店のポップなど手 づくりし、女子学生をモデルにした ポスターも制作。「学生らしいアイ デアを活かし、地域を元気にした い」と、メンバーの大橋知佳さん たちは販売に知恵を絞っている。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞