NPO法人北摂こども文化協会(TEL 072・761・9245)は、「子どもたちの未来へ
向けて、心が豊かに育つ文化あふれる街づくり」を目指し、人のぬくもり、地域教育を考えながら多彩な活動を行う。その一環で、2月には池田市で大阪高校生演劇フェスティバルが開催される。
「当協会は“子どもの権利条約”の普及と推進を基本理念とし、地域文化・芸術の伝承と発展、一人ひとりの自己表現を目指し活動しています」と、前理事長で顧問の立石美佐子さん。1998年にNPO法人を設立、2001年から池田市など地元自治体の文化施設の運営を受託する。
2018年度から新理事長に就任した川野麻衣子さんは、「社会の大人が社会の子どもを育てるそんな社会をつくりたい」と、文化、共育事業などの活動を引き継ぐ。豊能町木代の自然の中でゆったり過ごせる「ひと山まるごとプレイパーク」、世界の子どもたちの平和と安全を願った「いけだ夢燈花」など、設立以来17年以上続くイベントも数多い。
その1つ大阪高校生演劇フェスティバルは、2019年2月2日に池田市民文化会館小ホールで開かれる。5校が5作品を演じる予定。自分たちで脚本を手掛ける高校もあり、今の高校生のリアルな気持ちや社会の見方にハッとさせられることも。「高校生の演じたいという素直な気持ちを受け止め、
演劇を通じて高校生の表現活動を支援したい」と、赤字覚悟で子どもたちの文化事業を継続、会員、スタッフ全員で支えている。
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