竹原編集長の明るいコラム

『ピンポンコミュニケーション!』(Free)

2019年3月 9日

◎楽しい職場づくり

 難しいことに挑戦して、それを達成するのも楽しいですが、その逆も時々あります。ちょっと思いついたことをやってみたら、結構楽しく、成果もあった。こんな経験された方も多いと思います。
とくに、働き方改革が叫ばれ、ブラック企業へのバッシングが激しくなっています。職場のモチベーションをいかに上げるか、大きなテーマ。先日、お邪魔した会社では、あることをして楽しい職場を実現さていました。

◎社内改革に取り組む

大阪市内でステッカー、シール加工などをされている会社です。50年近い歴史をお持ちで、お仕事も順調な感じです。2代目の社長さんは、なかなか面白い方です。
一時期米国に留学され、その後、日本に戻ってこられて会社を継がれました。当初は社内改革に積極的に取り組まれました。ちょっとやり過ぎたこともあって、体調を崩されてしまいます。

◎本社の食堂に卓球台

若い時ですから、エネルギッシュにガンガンやってしまいます。きっとストレスが溜まってしまったのでしょう。そんなこともあり、今は学習されてニコニコしながら、社内をまとめて経営をされていました。
そんな楽しい雰囲気を作ったのが、あるスポーツでした。本社ビルの中に食堂がありました。その食堂にデーンと置かれていたのです。よく温泉旅館などで見るあれ、そう、卓球台でした。

◎社内卓球大会

実はこの卓球台。年末の社内打ち上げイベントで、大きな力を発揮してくれます。1年の仕事終いの日に、この卓球台を使った社内トーナメントの卓球大会が開かれるのです 。
昨年も12月28日に開催されました。10代から70代まで全社員が参加されます。産休中の女子社員も幼児を連れて参加、なんとこのママが見事優勝を果たしました。

◎賞品目指し真剣勝負

試合前には社員による即興の小芝居もあり盛り上げるそうです。卓球試合は真剣勝負です。みなさん、この日に向かって練習されます。
1-3位までに入ると、社長から賞金がいただけるそうです。3位以下になった社員のは、順位に合わせて会社に送られて来たお中元、お歳暮などの贈答品を優先的に選び持ち帰ることが出来るのです。

◎社長の手づくり料理

だから、みなさん真剣に戦うそうです。卓球試合だけではありません。卓球台の横では社長の手づくり料理も並びます。ハンバーグ、サーロインステーキなどが登場することもあるといいます。
この宴会気分の卓球大会は、部署を超えて社員が一気に仲良くなるそうです。「普段とは違う一面を知ることにもなります」とコミュニケーションが一気に深まり、明るい職場環境が出来上がったのです。

◎簡単に出来るスポーツ

「卓球はスポーツの中でも、1番簡単です。温泉地にあるように誰でも出来ます。費用もあまりかかりませんな」と、おっしゃいます。確かに、そうです。
ボウリング大会ならレーンを予約しないと。野球大会も場所、雨が降ったらどうすんの?と、なかなか大変。でも、卓球大会ならすぐに出来ます。

◎手軽に出来る元気づくり

社内のモチベーションアップに、卓球はなかなかイケそうです。中小企業こそ、卓球台でコミュニケーション深めたら良いと思います。
政治の世界でもピンポン外交があります。ピンポンコミュニケーション。ピンポンモチベーションアップ。手軽に出来る中小企業の元気づくりだと思いました。


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