鳶心(電話06-4309-8336)は、鳶・足場仮設工事の一式を行う。「おもしろい!」をキーワードに現場の仕事、人材採用にも取り組み、職人技とやる気、夢をもって元気経営に邁進する。
「19歳で島根県から犬と鞄1つで大阪へ来ました。23歳で個人で独立、2015年に25歳で法人化。昨年から新しい事業も始めています」と、大谷貴社長。大阪市東成区神路1丁目に本社事務所を置き、社長の椅子は、トレーニングマシーンのチェアで代行する。
「仕事をしながら身体を鍛えてます。トップに立つ人間は、社員が羨む身体をつくっておきたい」と、身体づくりに取り組む一方、仕事づくりにも果敢に挑戦。ネットワークを活かして仮設資材のリース、解体工事、運送などの事業も始めた。
「昔の建築工事のイメージではなく、おもしろく、かっこ良くやりたい」と、従業員9人と友達感覚で会話、笑って育てるユニークな教育に徹する。社員は社名や名前の入ったスタイリッシュな作業服に身をまとい、オシャレに仕事をする。
10年以上の経験を積んだ職人も多く、25階の高層マンションの足場も組める技術力を持つ。真剣だが、遊び心で良い仕事を達成、受注件数を着実に伸ばす。
会社のイメージづくりでは、ユーチューブで会社紹介の動画をアップ。本社事務所入り口にちょっと変わった人材募集の看板を掲示した。今年中には社員を20人に増やし、年商2億円を目指す。「10年後には100億円企業を目指したい」と、夢は起業当時から変わらず日本一の大きな夢に向かって前進中だ。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞