明るいチャンネル1

「なんでやねん」と問いただす教育 (12月号)

セキセイ株式会社 社長 西川雅夫

2010年12月 2日


尖閣列島の問題や国後島の問題など近隣諸国の領土問題がクローズアップされ、アメリカの通貨安競争に巻き込まれ、国の勢いが弱体化の方向に向かっている。

この昨今の閉塞感は、全て政治が悪いからという意見が圧倒的に多いが、それ「なんでやねん」と突き詰めて考えると、我々を含めた戦後教育のありかたに全てが集約されると考える。

戦後65年という月日の流れとともに、日本人であるという誇りがそれとなく失われ、本当の良さが薄れてきていることを考えるにつけ、戦後教育のあり方が全てを物語っているように思えてならない。

戦後教育は、公共心や日本の伝統を重視せず、更に平成に入ってからの「ゆとり教育」。これらは果たして人間形成に役立ったのであろうか。子供達に必要なものは本当に何なのか。今一度考えなければいけない。

三つ子の魂百までということわざがあるが、人間の脳細胞がほぼ完成に近づくのは3歳まで、そして、10歳くらいまでには人格がほぼ形成されるといわれている。教育という立場から考えるならば、今一度その教師となる人材の本質を問わなければならないし、これがまさに将来の日本を変える根本であるといっても過言ではない。

何事についても常に疑問を持ち「なんでやねん」と問いただす思考力溢れた人間形成への教育を私は強く切望する。

(セキセイ社長西川 雅夫)
著書に「なんでやねん」他がある。


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