竹原編集長の明るいコラム

『昔はお金もらって健康』(Free)

2019年6月23日

◎体力使ってお金稼ぐ

豊かな時代です。健康を意識されて、ジムやプールなどに通う人が増えています。健康のために、お金を出して体力を使っておられます。昔はお金を稼ぐために、皆さん体力を使っていました。
でも、今は逆です。こんな時代が来るとは、ボクの子ども時代を考えるとびっくり仰天です。最近ではマイオカインという言葉が流行りだしました。マイオは筋肉、カインは作用物質だそうです。

◎貧乏が幸せだった

筋肉を鍛えることで、ある種のホルモンが分泌され、がんの抑制効果、認知症予防、糖尿病予防にもつながるというものです。昔の畑仕事は、筋肉を鍛えてホルモンが分泌し健康にも良くて、野菜も出来て生活に役立つ、人間にとって最高の仕事でした。
いやいや、世の中豊かになるとロクなことありません。貧乏で一生懸命働いている時代が、人間にとって幸せだったのです。皆さん、ボチボチ気づき始めておられるのではないでしょうか?

◎プロと一般人が一緒に

先日、取材したのはそんな身体を鍛えるジム。ボクシングジムでした。100人を超える生徒さんをお持ちですが、その中にはプロボクサーもおられました。
身体を鍛えたいとする一般のお客様とプロボクサーが一緒に練習しておられました。約100坪の広さを誇り、ボクシングのリンクが2面、サンドバッグが10本も吊されていました。でも、ゆったりした空間でボクシングが楽しめます。

◎時代で教え方変わる

早々ジムのオーナーである会長さんにインタビューしました。「選手の自主性や意見を大事にする米国流の教え方を取り入れています。上から目線の指導やっていません」と。時代とともに、教え方も変わって来ました。
この会長さんは、2010年WBAスーパーウエルター級暫定世界チャンピオンでした。その後、約4年間は米国でプロモーター契約され、ボクシング活動をされていました。

◎女子ではアジア3冠チャンピオン

その後、日本に戻り2015年からボクシングクラブを開校されたのです。会員は小学1年生から60歳まで。健康目的のフィットネス会員と18人のプロボクサーが在籍されていました。
女子ではアジア3冠チャンピオン、東洋チャンピオン、男子では西日本新人王MVPもおられます。なかなかの凄いジムでした。「プロと一般会員が一緒になって練習。プロ選手が一般会員を指導し、一般会員がプロの試合の応援に来てくれます」とおっしゃいます。

◎お金出して痛い目に

メンバー間のコミュニケーションが取れて、楽しい雰囲気で練習に励んでおられました。練習で殴られることもあるでしょう。皆さん、痛い目、しんどい目をしながら身体を鍛えておられました。
もちろん、お金も出してです。豊かな時代は、価値観も大きく変わりました。体力使って稼ぐ時代から、体力消耗、カロリー消耗、低糖質と言った健康にお金をかける時代です。昔はお金をもらって健康。良い時代でした!


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