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2025年万博で水素の灯を!

工学博士 赤松 史光 さん(大阪大学大学院工学研究科教授)

2019年6月30日

◆どんな研究を?

「日本の温室効果ガス削減目標は、2050年度には2013年度の80%削減です。現実的には大変厳しい。化石燃料
から脱却、水素社会をつくる必要があり、その研究に取り組んでいます」

◆具体的には。

「カーボンフリーの水素とアンモニアの直接燃焼利用の研究です。3月末まで5年間内閣府のSIPエネルギーキャリアプロジェクトに参画し、液体水素、アンモニアをキャリアにしたカーボンフリー燃料の直接燃焼利用技術を研究。いよいよ今年度から民間ベースで進めます!」

◆企業の意識は。

「大手企業では、社会的責任もありCO2削減意識が高まっています。しかし、中小企業の皆様には認知度が低い状況です。日本の産業を支えているのは中小企業。水素エネルギーの有効性を訴えたいと思っています」

◆中小企業も水素革命?

「国もCO2削減に力を入れています。中小企業が化石燃料からエネルギー転換を進めるなら、助成金制度などが活用できます。水素社会が見えると、水素関連ビジネスも増えて来ます。今がチャンスです!」

◆今後の取り組みを。

「2025年には大阪で万博が開催されます。1970年万博では〝原子力の灯〞が脚光を集めました。今回は〝水素の灯〞ですよ。中小企業にも呼びかけて、世界に水素エネルギーをアピールしたい。カーボンフリーの水素、アンモニアの炎で輝く第2の〝太陽の塔〞も良いのでは!」

▶プロフィール=2000年12月大阪大学大学院講師、2003年4月大阪大学大学院工学研究科准教授などを経て、2008年7月から大阪大学大学院工学研究科教授、2018年4月から東京大学大学院工学研究科機械工学専攻連携教授を併任


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