“新生ＭＡＲＵＧＯ” として運送、倉庫、製造と三位一体で挑戦

ＭＡＲＵＧＯ

2019年7月26日

ＭＡＲＵＧＯ（電話０７４８・６７・０５１１）は、今年４月１日から新社名に変更し、“新生ＭＡＲＵＧＯ”
として運送、倉庫、製造と三位一体で挑戦する。近江商人の血を引く三方良しの精神で、１００年企業へＧＯ！を続ける。

昭和６年に滋賀県甲賀市土山町で木材運搬の運送事業をスタート。昭和５３年に「丸五運送株式会社」を設立、「お客様の荷物を安全、迅速、確実に運ぶ運送と倉庫業で業務を拡大してきました」と、３代目の松岡繁利社長。

平成１５年からは、下水道管の再生工事に使用される管更生ライナーの製造事業を開始。今では製造事業が全売上高の６割以上を占め、運送・倉庫と製造の部門で堅実な経営を進めている。

「元号が令和に変わり、事業の実体が合わなくなった社名から“運送”を外そうと軽く思っていましたが、準備の中で社内改革につながりました」と。

社内会議を通じて、迅速な運送、信頼の倉庫、柔軟な製造、地域とともに、１００年企業へ挑戦する企業イメージを共有。目指す方向が固まった。

主力事業に育った管更生ライナーの製造では、北海道から沖縄まで供給する。「製造技術に加え、運送と倉庫があるお陰で、スピーディーに納品出来るのも大きな強みです」と、西出清治常務工場長は三位一体の強みを話す。

「失敗を恐れずに新しいことに挑戦することが大事」と松岡社長は攻めの経営を進めている。