竹原編集長の明るいコラム

『地コーヒービジネス』(Free)

2019年7月27日

◎カフェ、喫茶店と違いは

コーヒー好きの方はたくさんおれれます。ボクの取材でも、時々カフェ、喫茶店などにもお邪魔します。カフェも喫茶店も同じやないかと言われそうですが、やはりどこか違いますね。
コーヒー党が集まるのは、やはりカフェではなく喫茶店です。ちょっとオシャレな女性が集まるのはカフェです。店主さんも、うちは喫茶店、カフェとしっかりと区別して話されます。

◎神戸の珈琲豆店

同じスペシャリティコーヒーで、サイフォンでいれていても、お店の雰囲気でカフェか喫茶店に変わります。ボクの知り合いの女性社長さんもお父さんの喫茶店をカフェにされて大成功されていました。
先日、取材でおじゃましたのがカフェや喫茶店に提供される珈琲豆をつくっておられました。場所は神戸にあり、ビルの2階と書いてあったので直ぐに分かるかなと思っていたら、見つけるに苦労しました。

◎小さな事務所で

細長い小さな事務所です。社長様がお1人で事業をされていました。ドアを開ける、やはりプーンとコーヒーの香りが漂っています。でも、ホンマに小さな事務所です。
「うちはエアコンありません。トイレもありませんわ」と笑いながらおっしゃいます。珈琲豆のためにも常温が良いのかなと思っていたら、大家さんが付けてくれないということでした。

◎黒豆入り珈琲

元々は大手珈琲豆の会社で働いておられました。珈琲一筋約50年のキャリア持つ社長さんが考えついたのが、ちょっと変わったコーヒーでした。
そのコーヒーとは黒豆入り珈琲でした。「今から10数年前に独立、たまたま丹波地方の元町長だった方から、黒豆を使って何かできないだろうか?と相談を受けたのがきっかけでした」と話されます。

◎黒豆は珈琲ではない

約70種類はあると言われる珈琲豆と黒豆をブレンドし、サンプルを何度もつくってはテイスティングされました。そして、「これなら美味しい!」と言われる珈琲を商品化されたのです。
これまでも、黒豆だけでつくった黒豆コーヒーは世の中にありました。でも、「黒豆は珈琲にはなれません」とおっしゃいます。

◎使用量が通常の約半分

だから名前も黒豆珈琲ではなく“黒豆入り珈琲”と名付けました。口当たりが柔らかく、冷めても変わらぬ味わいが特徴で、神戸発の黒豆入り珈琲が全国で人気となっています。
レギュラー、ストロング、スペシャルの3種類があります。後味がスッキリ、1人当たりの使用量が通常の約半分の7gと経済的な特色もあるということです。

◎大変美味しかった

「グッドデザイン兵庫」にも認定。三宮そごう百貨店のひょうごふるさと館、神戸市北区の淡河道の駅で販売するほか、兵庫県物産協会のネットショップでも販売されていました。
黒豆入りコーヒーいただきました。大変美味しかったです。珈琲豆に地元の特産品を混ぜる”地コーヒー”も面白いビジネスでした。


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